ゼロエネルギー住宅

ZEHゼロエネルギー住宅

住宅は、省エネからゼロエネルギーに、暮らしに必要なエネルギーを家がつくる

国の省エネルギー施策では、2020年までにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を標準的な住宅にすることを目標としています。これからの時代に求められるのは、省エネに加え、日々の生活をエネルギーに変換するゼロエネ住宅です。

ゼロエネルギー住宅とは?

  1. 建物の省エネ化+機器の高効率化により使用エネルギーを削減
  2. 太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロにする。
  3. HEMSや蓄電池を用いることで、暮らしのエネルギーを最適に制御。
  4. 余った電気は売電することができるため、プラス収支を実現することも可能に。
  5. 万が一、停電が発生しても自宅で電気をつくることができるため、電気を使うことができ災害の備えとしても安心です。

成康工務店の無垢の家のゼロエネルギーもこのテーマに積極的に取り組んでいます。

成康の無垢の木のゼロエネルギー住宅の特徴

24時間365日、快適な温熱環境

エアコンや床暖房で温度差が少ない暮らしをしていても、廊下やトイレ、脱衣場は寒く感じることがあります。

この温度差は、暮らしの快適性を損ね、ご家族の健康にも影響を及ぼします。

気密性を高めることで、家中が暖かい住まいに

気密・断熱性の高めることで、健康改善に効果的である実験結果があります。

LIXILの温熱環境

脱衣室やトイレの温度差※が少なくヒートショックにも安心

交通事故は年々減少傾向にある中で、家庭内の死亡事故は増加傾向にあり、特に寒い時期の入浴中の死亡事故が多く発生しています。その主な原因は、入浴時の急激な温度変化によって、血圧や脈拍が変動する「ヒートショック」が起こり、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などを引き起こしたものと考えられています。スーパーウォールの家は、冬でも脱衣室やトイレでも居室との温度差が少ないため、突然死のリスクと言えるヒートショックにも安心。家中暖かな住まいが、ご家族の健康をしっかりと守ります。

部屋と部屋だけでなく室内の上下の温度差も3℃

一般的には部屋の上下では大きな温度差が生じることがあります。エアコンが効いている暖かいリビングなのに、なぜか足元が寒いといった現象です。

成康のゼロエネ住宅は、床に座って遊ぶ小さなお子様やペットに寒い思いをさせることもありません。

もちろん、吹き抜けや高天井の空間でも、上下の温度差が少ないため、暖房効率を心配する必要がありません。
夏場も同様に、部屋の隅々まで快適な室温を保ち続けます。

就寝前に暖房を止めても翌朝15℃という暖かさ

地域によって違いはありますが、冬場になると夜中の冷え込みが厳しく、就寝前に20℃程度あったリビングの室温が翌朝には10℃を下回るということがあります。このように暖房を止めてしまうと室温がどんどん下がってしまうのは、住まいの断熱性が低いことが原因です。スーパーウォールの家は、断熱性が高いため、たとえ就寝前に暖房を止めても室温が下がりにくく、翌朝も15℃程度という暖かさをキープ。朝の身支度の際、着替えで寒い思いをすることもなく、快適に過ごすことができます。

エアコン設定温度と体感温度の差が少なく、夏も冬も快適

人が感じる体感温度は、床・壁・窓・天井など、まわりにある物の温度の影響を受けています。

例えば冬場、室温が23℃の場合でも、断熱性が低く、まわりの表面温度が低くなると、体感温度はぐんと下がり寒く感じます。

この温度差は約3℃ほど相当するため、ついついエアコンの設定温度を上げてしまうことも。

しかし、無垢の木のゼロエネ住宅なら、体感温度はほぼ変わらず。冬も夏も必要以上にエアコンの設定温度を上げ下げすることなく、心地よく過ごせます。

一年中、外気温の影響を受けにくい室内環境を実現

深い地下室や洞窟は、一年を通してほぼ一定温度に保たれ、夏場はひんやり涼しく、冬場は暖かいことが知られています。

これは地中が外気温の影響を受けにくいためです。無垢の木のゼロエネ住宅は、地上であってもそれらと同じ効果を実現するシステムになっています。一年中、外気温の影響を受けにくい室内環境を生み出すことができます。

たとえば冬場でも、家にいる時は薄着で過ごすといった、心地よい暮らし方も可能にできるのです。

計画的な換気システムでが健やかな空気を保つ

PM2.5(微小粒子状物質)による大気汚染、カビ・ダニ、花粉といったアレルゲンの対策など、室内の空気環境を清浄化が注目されています。ご家族の健康のために重要なポイントです。

カビ・ダニの繁殖を抑えるためには、空気のよどみを少なくする

家族や住まいの健康を害する、カビ・ダニの発生は空気のよどみも原因のひとつになると言われています。

気密性を高め隙間を少なくすることで、外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅カット。

また、計画換気システムの採用により、住まいの隅々にゆるやかな空気が流れ、空気のよどみが少なくなり、カビ・ダニの繁殖を抑えることが期待できます。

PM2.5や花粉などの侵入を大幅にブロック

新鮮な外気を取り入れ、計画的に家中の換気を行う24時間計画換気システムを搭載。PM2.5や花粉などの外気の汚染が気になる場合は、PM2.5対応フィルター(オプション)を使用することが可能です。

2.0µm(1µm=1mmの千分の1)の微小粒子を約90%捕集することができます。

室内の温度・湿度を保ちながら効率的に換気を行う

一般的に換気を行う場合、窓開けや給気口から取入れる外気とともに、外の温度や湿気も一緒に取り込んでしまいます。しかし、全熱交換型換気システムを使用することにより、高効率の熱回収と湿度の交換で、室内の快適さはそのままに換気を行うことが可能に。

省エネ住宅の課題でもあった、住宅の熱損失のうち換気が占める約15%の熱ロスを抑えることができ、住宅一棟の性能をさらに向上させることができます。

冬場の過乾燥や夏場の湿気から、快適な室内環境を保つ

冬場は室内の乾燥を防ぐために加湿器を使うことがありますが、顕熱交換型換気システムの場合は、乾燥した外気をそのまま取り入れるため、室内の湿度が下がり、快適な湿度を保てない場合があります。一方、全熱交換型換気システムの場合は、温度だけでなく湿度も交換するため、加湿器の設定湿度どおりの快適な湿度を保ちやすくなります。

住まいの条件などに合わせて選べる計画換気システム

計画換気システムには、大きく分けて排気のみを機械で行う第3種換気と給排気を機械で行う第1種換気があります。

スーパーウォールの家では、第3種換気として排気のみダクトを使用するタイプとダクト配管が不要のタイプを、第1種換気として熱交換型のダクト式換気システムをご用意。

建物の特徴や条件に合わせて、選択することが可能です。住まいの省エネ性を高めたい場合は、熱交換型の計画換気システムをおすすめしています。

通気層構造と高性能断熱材が住まいの耐久性を高める

末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、また、資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。

特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。

最高水準の性能を持つ断熱材が壁の内部結露を抑える

スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。その特長は湿気を通しにくく、壁の内部結露を抑えることができるため、住まいの耐久性向上に効果を発揮します。

現場発泡ではなく工場生産にこだわる理由

硬質ウレタンフォームは、メーカーの工場の管理下のもと、徹底した品質管理を行っています。高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持することができます。

地震・台風・竜巻などの自然災害から家族を守る

南海トラフ地震や首都直下型地震など、巨大地震の発生が予測されています。自然災害は地震ばかりではなく、大型台風や竜巻も頻発しています。ご家族や大切な財産を守るためには、住まいづくりにおける災害への備えをさまざまな角度から行うことが求められています。

効率よく耐震性を高める壁倍率5倍のパネルを実現

住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。
無垢の木のゼロエネ住宅のパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルを実現。一般在来の家の壁(筋かいによる5倍相当仕様)と比べても壊れにくく、変形量も筋かいの半分であることが耐力試験で確認されています。

耐震等級3相当の設計※で大規模な地震に備える

住宅の耐震性能は、国土交通省が2000年に定めた住宅性能表示制度の中で、耐震等級として示されており、建築基準法では、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性を等級1としています。

より安全性の高い住まいが実現できます。

無垢の木のゼロエネ住宅のさまざまな災害における信頼の実績

地震大国である日本において、数々の大規模地震が発生する中で、無垢の木のゼロエネ住宅は、そのすぐれた耐震性能から、これまで地震による全壊被害の発生報告はありません。

また、6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性能を持つことから、巨大竜巻や台風・豪雨など、風や雨の自然災害にもその強さを発揮。記憶に新しい、東日本大震災の甚大な津波災害においても、奇跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する信頼の実績を持っています。

これらの大規模地震にも負けることなく、お住まいいただいているご家族の暮らしの安心を守り続けています。

日本で起きた、近年の主な地震災害

2016年4月14日~ 平成28年熊本地震M7.3
2011年3月11日 東日本大震災M9.0
2008年7月24日 岩手県沿岸北部地震M7.2
2008年6月14日 岩手・宮城内陸地震M7.2
2008年5月8日 平成20年茨城県沖地震M7.0
2007年7月16日 新潟県中越沖地震M6.8
2007年3月25日 能登半島地震M6.9
2005年3月20日 福岡県西方沖地震M7.0
2004年10月23日 新潟県中越地震M6.8
2003年9月26日 十勝沖地震M8.0
2001年3月24日 芸予地震M6.7
2000年12月6日 鳥取県西部地震M7.3
1995年1月17日 阪神・淡路大震災M7.3

※『理科年表』国立天文台、気象庁 被害地震情報を参考に作成

 

時代は省エネからゼロエネルギーへ。暮らしのエネルギーは家がつくる

国の省エネルギー施策では、2020年までにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を標準的な住宅にすることを目標としています。これからの時代に求められるのは、省エネ+創エネによるゼロエネ住宅。

成康工務店でも、このテーマに積極的に取り組んでいます。

太陽光発電を利用したゼロエネ住宅でかしこく暮らす

ゼロエネルギー住宅とは、建物の省エネ化+機器の高効率化により使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のことです。

また、HEMSや蓄電池を用いることで、暮らしのエネルギーを最適に制御。余った電気は売電することができるため、プラス収支を実現することも可能です。自宅で電気をつくることができるため、万が一、停電が発生しても電気を使うことができ、災害の備えとしても安心です。

無垢の木のゼロエネ住宅なら数万円以上の水道・光熱費を節約

無垢の木のゼロエネ住宅は、一般住宅と比較して、冷暖房・換気・給湯・照明などの光熱費を削減することが可能です。

さらに、水道費も合わせると大幅な削減ができます。LIXILの公式ページでは、168,480円の節約を実現するとのシミュレーション結果も掲載されています。

LIXILのランニングコストシミュレーション

太陽光発電システムの採用でゼロエネ化が実現可能

成康の施工実績において、ゼロエネルギー住宅が増えています。

実例においては、ゼロエネを超えてプラス収支になっているお宅も数多くあります。

また、光熱費の軽減分は、住宅ローンの繰り上げ返済や住宅のメンテナンス費のための貯蓄、教育費、家族旅行費などに活用されており、経済的なメリットも多いことがわかります。また、環境やエネルギー問題、低炭素の暮らしへも貢献することができます。

すぐれた遮音性能により音のストレスから解放

暮らしにおける、音を取り巻く環境もストレスの一因となります。

車や電車の騒音、ご近所から聞こえるピアノ音、犬の鳴き声、子どもがはしゃぐ声や趣味で楽しむオーディオの音漏れへの心配など。

住まいの遮音性を高めることで解消できます。音の侵入や音漏れは、主に建物の隙間などを出入りしています。無垢の木のゼロエネ住宅は、高気密施工のため、すぐれた遮音性能を発揮。高断熱サッシ・複層ガラス仕様などによって、遮音性能をさらに高めています。

大幅な遮音を実現する

スーパーウォールの家の室内は、外からの騒音が気になる環境においても、睡眠や勉強のなどの妨げにならないほど静かで快適な空間です。また、楽器の演奏など屋外への音漏れへの心配についても、すぐれた遮音性能によって、周囲を気にすることなく、音のストレスから解放される室内環境を実現します。

日常生活における快適な音環境とは

近隣での騒音や家の中の生活音は、小さいものでも気になることも。

住宅環境や時間帯、生活のパターンによっても、うるさく感じる程度が異なります。無垢の木のゼロエネ住宅の遮音性能に加え、気密性の高いドアを使用することで、さらに効果的に遮音することができます。また、生活音は、二重床にしたり、じゅうたんを敷くなどの工夫で軽減することが可能です。

成康の家は、安心の品質をお約束

住宅は一生で最も高価な買い物です。

そして、ご家族の大切な資産になるものです。だからこそ、万全の品質管理と保証でお応えし、一邸一邸で実施する住宅性能の確認から部材の保証まで、建てる前も建てた後も、安心の品質をお約束します。

木造最高「壁倍率5倍」の国土交通大臣認定を取得

高性能スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルを実現。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になり、耐震性にすぐれた地震に強い住まいを実現します。

断熱材内部の結露による劣化を10年間保証

スーパーウォールパネルに使用している断熱材は、水分を透しにくい硬質ウレタンフォームを採用。室内からの湿気をガードし、断熱材内部に結露を発生させない高性能な断熱材です。成康は、瑕疵保証(10年間)します。

さらに詳しい情報は、LIXILのページをご覧ください。

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