その後の暮らしインタビュー vol.1

Interview01その後の暮らしインタビュー Vol.1

「現代風古民家」2016年6月に引き渡しを済まされたS様の自宅兼お店を訪れました。(東京都青梅市/ご夫婦)

土地探し

青梅市成木出身のご主人

当初は長野県安曇野に土地を探していたそうですが、東日本大震災をきっかけにご家族との距離が近い青梅周辺で探すことに。

ここの土地は5~6年前に訪れ、(まだ雑木林でしたが)ご主人は川とその奥に橋が見えるまさに「理想の土地」と思い購入を決定。
購入後4~5年は雑木林の木をなんとご夫婦で伐採、切った木を薪にして新しく建てる家の薪ストーブ用に保管していたそう。
その土地に立派に生えていた檜(ひのき)は業者に伐採してもらい、家の大黒柱に使用。

今ではお店の入り口を入ると、檜の大黒柱が訪れたお客様を出迎えてくれます。

成康との出会い

工務店を4~5件回り、最後に訪ねたのが成康。
成康 に決めた理由をご主人に詳しくお伺いしました。
各工務店にはご自身で5年程かけて作成した家の図面を持ち込み、話をしたそう。
「成康は『ここはこうした方がよいのでは・・』等、工務店側の意見・主張をすることなく、自分たちの話をまずじっくり聞いてくれた。 そして話をしていて『おもしろさ』を感じた。」
「木を知っている職人が作る家で安心感もあり、 さらにHomepageやFacebookを見たところ、やはりお客様とじっくり話し合いながら家を建てる工務店なんだと確認できた。」 とご主人。

理想の住まいを造る上での「おもしろさ・ワクワク感」、大切ですね!

実際に家を建ててみて

土地を購入してからお店をopenするまで、時間があったので周辺の方々からも何ができあがるのか注目が集まり、 open後は「時間をかけて良いものが出来上がった」と言っていただけます。

店内に入ってきた時、皆さん土間で一度立ち止まり上を見上げます。中には思わずため息をつかれる方も!
お客様から「ほっとする空間」「やっぱり材料が違うね!」など感想をいただきます。とご主人。


 
この土間から繋がるお店スペースと、隣の薪ストーブのある居間はご主人もお気に入りの場所。
家全体も当初のイメージ通りの出来上がりで大変満足しているとのこと。

気になる金額面についてもお伺いしました。
奥様「当初の予算よりオーバーしましたが、仕上がり具合を考えると納得のオーバーです。」
ご主人「この材料を使って、この金額。他ではできないでしょう。自社仕入れ・工場があるからできるのでしょう。」
 

 

自然と四季を感じる家

大きな窓

お店スペースには大きな窓が。食事を楽しみながら、季節によって様々な景色が楽しめます。この日は緑が眺めましたが、秋には美しい紅葉、冬には雪景色も。

天井の目を引く松丸太。

ある日、成康から電話があり、松丸太があるから仕入れて使いたい!と提案が。
先端は切らないで外の玄関の上まで出すという発想も面白いと思い採用!
ご主人曰く、丸太を入れたのはタイミング。
そして「昔ながらの伝統&遊び心」が成康と一致したと。

軒天からの雨だれ


存在感のある軒天。お店の前を通る方が見上げて行くそうです。
「雨の日も、軒天の雨どいから雨がポタポタ落ちるのを眺めながら、軒下にいつまでも座っていられる。」と奥様。

目の前の景色との相乗効果で縁側が一つの癒し空間に。