狭山市:広い土間のある、天然乾燥材の手刻みの家
狭山市の
【広い土間のある、天然乾燥材の手刻みの家】
こちらの住宅、見どころはたくさんありますが、最大の特徴は
手刻み
の家であるという事。
手刻みについてお話する前に、まずは木造住宅の建築方法についてお話します。
木造住宅の建築方法には、
「木造軸組工法(在来工法)」と「ツーバイフォー工法(枠組壁工法)」
があります。
「木造軸組工法(在来工法)」
「柱」や「梁」、そして「筋交い」を組み合わせた『線』構造。
金物で補強し組立てる。
「ツーバイフォー工法(枠組壁工法)」
規格化された合板ベースの「パネル」を組み合わせて床や壁を作る『面』構造。
金物または釘打ちで組立てるため高度な技術が不要。
成康の家は、「木造軸組工法」です。
「木造軸組工法」では、プレカット(機械で事前に木材を加工)された「柱」や「梁」などを使う事がほとんどですが、昔ながらの手作業での木材の加工を【手刻み】といいます。
大工さんが1本1本個性の違う無垢の木の特性を見極め、墨で印を付け、ノコギリやカンナやノミを使い加工していく、古来より伝わる伝統的な木材加工方法である【手刻み】。
1本ずつ目で確かめながら加工して組み合わせることによって、繋ぎ目の部分を綿密で強度の高いもにすることが可能なのです。
プレカットよりも手間はかかりますが、強度が高く、耐久性もあります。
同じ種類の木でも、人間と同じように、一本一本違います。
その木のクセを見極め、特性を活かし、より強度が増すように、そしてより美しく見えるよう、とことんこだわる事が出来るのが、手刻みの良いところでもあります。
そんなこだわり抜いた、
【広い土間のある、天然乾燥材の手刻みの家】
をご紹介していきます。
それでは、1階(85.93㎡)から紹介していきます。
リビング&ダイニング
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節なし)
【 壁 】腰壁(節なしのヒノキ)+漆喰
和室
【天井】杉(節なし、赤身材)
【 床 】畳(和紙)
【 壁 】京壁(聚楽(ジュラク))
キッチン
【天井】漆喰
【 床 】ヒノキ(節なし)
【 壁 】漆喰
玄関ホール
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節なし)
【 壁 】漆喰
【土間】御影石
主寝室
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節なし)
【 壁 】腰壁(節なしのヒノキ)+漆喰
シューズクローク
【天井】杉(節なし)
【土間】タイル
【 壁 】サワラ(節あり)
洗面脱衣室
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節なし)
【 壁 】サワラ(節あり)
1階トイレ
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節なし)
【 壁 】腰壁(節なしのヒノキ)+漆喰
階段
【天井】杉(節なし)
【 床 】木曽ヒノキ(節あり)
【 壁 】サワラ(節あり)
吹き抜け
【天井】杉(節なし)
【土間】タイル
【 壁 】漆喰+サワラ(節あり)
続いて、2階(69.40㎡)のご紹介です。
ホール・スタディスペース
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節あり)
【 壁 】サワラ(節なし)
子供部屋A・B・C
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節あり)
【 壁 】サワラ(節なし)
2階トイレ
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ(節あり)
【 壁 】サワラ(節あり)
上記以外では、
納戸、パントリー、その他収納
【天井】杉(節なし)
【 床 】ヒノキ
【 壁 】サワラ(節あり)
1階床面積 85.93㎡
2階床面積 69.40㎡
延べ床面積 155.33㎡(約47坪)
【大屋根】和瓦
【下屋根】ガルバリウム鋼板
【 外壁 】ヒノキ(節なし)、漆喰(通気層構造)
【断熱材】
壁・天井・・・旭ファイバーグラス アクリアネクスト(高性能断熱材)
基礎・・・JSP ミラフォーム(高性能断熱材)
造作家具(オーダー家具)
キッチン、カップボード、玄関収納、下駄箱、1階2階洗面化粧台
テレビボード、和室収納、スタディスペース収納、カウンター etc.
造作建具(オーダー建具)
※全ての建具が造作建具
大黒柱・・・ケヤキ(一尺角)約30cm
投稿日: 2021年5月21日成康工務店